これまで北野武、松本人志の話題が各局のテレビで大きく取り上げられていた今年のカンヌ映画祭ですが、そんなマスコミの騒ぎをよそに河瀬直美監督の『殯(もがり)の森』がパルムドールに次ぐ大賞のグランプリを受賞しました。(パルムドールはルーマニア作品の『4カ月、3週間と2日』)
河瀬直美監督といえば1997年のカンヌで新人監督賞を取った『萌の朱雀』を随分前に見たことがあるのですが、ゆるやかに流れる人の心の動きや緑の美しさがとても深く印象に残っています。
今作の『殯の森』も予告編を見ていると、『萌の朱雀』の情景が思い浮かんでくるような河瀬直美監督らしさに溢れている作品のようです。
『萌の朱雀』はDVD化されてない作品なのでこれを期にDVDで発売されるのを期待。
グランプリ受賞の『殯の森』は来月から劇場公開されるのですが、なんと明日(29日)午後8時ににNHK衛星ハイビジョンで放映されるのだとか。劇場公開前にテレビ放映ってすごいですね。
彼女のブログを見つけて読んでたら先月カンヌのコンペが決まった時の日記がありました。
「おかあちゃん、おかあちゃん!!」
「おがあちゃ〜ん」
2階からは目を覚ましたみちゅきがいつものようにわたしを呼んでいる。
なんで今日は、おとうちゃんまであたしを呼ぶのかしら?とトイレを出ると・・・
「おかあちゃん、コンペ決まったよ!」
うそや〜
涙があふれてとまりませんでした。
みちゅきは階上で絵本片手にぽかんとしている。
あ〜みちゅき!みちゅきを抱きしめるとまた涙があふれる。あきらめへんかった、あきらめへんかったからな。
コンペが決まってみんなで涙が出るほど嬉しくて、カンヌに来てみたらさらにグランプリまで受賞するなんて喜びもひとしおでしょうね。
一方、主演女優賞には韓国映画『蜜陽』で主演のチョン・ドヨンが受賞。
実力派の女優魂のかたまりのような人ですから、この受賞は本当に嬉しかったのではないでしょうか。
韓国ではもちろんこちらの話題が大きく報道されているようです。
今年もアジアの映画がんばってますね。:-)
■リンク
「映画、それは人生に似ている」河瀬監督、独自の世界観 asahi.com
『殯の森』公式サイト
『萌の朱雀』 シネマ紀行
河瀬直美 公式サイト
なおみごよみ 河瀬直美監督のブログ
私は、前作の受賞作品も観ていないです。
名前に見覚えがあると思ったら、
「広瀬香美」と似ているからかっ?
公開前にTV放映っ・・・観てみようかな〜^^
Posted by: ハル : 2007年5月29日 09:40題名読めなかったよ(笑)
私はこの監督の存在も作品も今まで知りませんでした。
これを機に作品を見てみたいなぁと思います。(、『萌の朱雀』、DVDになるといいですね・・・・)
チョン・ドヨン、素敵な女優さんですよね〜^^
『蜜陽』はおもしろいんですかね〜??
>ハルさん
確かに広瀬香美と名前似てますね。その名前も懐かしいですが(笑)
うちはBSデジタル見られないので残念なのですが、制作秘話なんかも放送されたみたいなので見てみたかったなあ。とりあえず映画館で見ます(^^
>隠居さん
うん、これは読めないですよね(^^;
この監督の作品タイトルはふりがながふってないと読めないの結構あります。
日本語って難しい。。
>のんちゃん
静かにたんたんと流れていくような作風だったりするので万人受けしないかもしれませんが、自然が好きなのんちゃんなら映像も気に入るかも?
『蜜陽』はチョン・ドヨンの相手役がソン・ガンホというのも気になるところですが、監督が『ペパーミント・キャンディ』『オアシス』のイ・チャンドン監督というところが期待大ですよね。
特に『オアシス』は強烈に印象に残っているので。こちらも楽しみです(^^