ついに土曜日から劇場公開しましたね。
劇場公開した事で前に書いたこの作品についてのエントリーにコメントやTBをたくさんいただく事が多くなりました。
この作品は配給会社のギャガ・コミュニケーションズがかなり力を入れているようで、試写会の数もすごく多かったですし街角のポスターやメディアへの露出もかなり多いようです。スタートも上々のようですね。
実は僕もこの映画を一ヶ月ほど前に試写会で観たので、その感想などを。
この映画のせつないところは、幸せな新婚生活をしている二人に訪れる、妻スジン(ソン・イェジン)の「若年性アルツハイマー」という病気。
最初は物忘れ程度から始まり、徐々に進行して新しい記憶から順に忘れていってしまいます。
つまり出会って間もなく結婚した夫チョルス(チョ・ウソン)の存在から忘れていってしまうということ。
愛している人が自分の存在を忘れてしまう。故意ではなく目に見えない何かによって消しゴムで記憶を消されるように。
死別というのも深い悲しみが伴うものだけど、相手が生きていて喧嘩別れをしたわけでもなくお互い深く愛し合っていたのに、その相手の記憶から自分という存在が消えてしまう悲しみと恐怖、そして絶望。それは想像できないくらい過酷で辛い状況だと思います。
でもチョルスはあきらめないで二人の記憶を消さない為、スジンの不安をとりのぞく為にに部屋中にメモを貼ります。
その内容は例えばこんなかんじ。
「私の名前はキム・スジン、愛する人は、チェ・チョルス!忘れちゃダメ、絶対忘れちゃダメ。」
「チョルスに会いたくなったらいつでも電話して。一人でいて怖くなったときも電話して。」
「いま履いている靴が左右同じか確認して。」
「いくら外に出たくても絶対に一人で出てはいけない。必ずチョルスに電話する。」
「誰ですか?とまず聞くこと。そしてドアを開ける。」
「スジン、どんなに辛くて大変でも、僕達は一緒だよ。ではここで、チェ・チョルスは誰の夫?」
チョルスのスジンへの愛が伝わってくるメモです。
そしてスジンが自分の記憶が無くなる前に書くチョルスへの手紙。ここでもかなり泣けます。
チョルスのスジンへの愛情、スジンのチョルスへの愛情、両方の愛情がせつなく伝わってきて涙があふれてくるそんな映画ですね。
さてこの作品の主役の二人、チョン・ウソンとソン・イェジン。
ソン・イェジンは『四月の雪』のヨン様との共演などで最近メディアでの露出も多かったですし『夏の香り』などのドラマでご存知の方も多いと思います。
この映画でも彼女らしい可憐な演技を見せてくれています。
しかしチョン・ウソンを知ってる人は少ないかもしれません。
彼については試写会で入手したプレスシートにあった田代親世さんの言葉がある意味、的確かも。
韓国映画界で確固たる地位を築いているチョン・ウソン。韓流ブームといわれている日本で彼が知られていないのは、日本のブームが "韓流ドラマブーム" だからである。というのも、彼はデビュー初期の2本を除いて、一切ドラマには出演していない。アイドルスター向きのハンサムな顔を持ちながらも、あえて人気を得やすいドラマへの出演はせず、映画界でデビューし、映画界で育った、完全なる映画俳優なのである。ついに韓国から「流行」という枠を超えて、最後の真打が日本に現れる。
チョン・ウソンはデビュー当時のドラマ出演をのぞいてそれ以降はずっと映画一筋の人なんですよね。
なので韓流ブームで韓国ドラマがたくさん紹介されても彼はお茶の間にはあまり登場しなかったわけです。
僕は以前からBananaBlogでチョン・ウソンはいい!と言ってきましたが、これでようやく世間に日の目を見るとこができて嬉しい(笑)
ということで、この映画を観た人の誰もがチョン・ウソンの男っぽい格好良さに魅かれることと思います。
チョン・ウソンは来月公開の「トンケの蒼い空」、やチャ・テヒョンやシン・ミナも出演する「サッドムービー」チョン・ジヒョン、イ・ソンジェと共演の「デイジー」と今後日本で公開される映画も目白押しだと思うので人気がさらに上がるのは間違いなさそうです。
以下は「サッドムービー」の予告と「デイジー」のポスター撮影の様子。
「サッドムービー」の予告映像
「デイジー」のポスター撮影風景
特に「デイジー」は面白そうなのでかなり期待してる映画です。早く観たい!
ところで前に何かのテレビ番組で「この秋に泣ける映画」という特集でこの『私の頭の中の消しゴム』と山崎まさよし主演の『8月のクリスマス』の2作品を紹介していました。
不思議なことにこの番組で映画の原作について何も触れられていなかったのですが、
『私の頭の中の消しゴム』は永作博美, 緒形直人主演のドラマ『Pure Soul』、
『8月のクリスマス』はハン・ソッキュ、シム・ウナ主演の韓国映画『八月のクリスマス』のリメークとなっています。
お互いの国のリメーク作品が「この秋に泣ける映画」として紹介されるという事から見てもやはりお隣の国同士、情緒や感情に似てる部分が多いのでしょうね。
今まで韓流に縁遠かった人も、これらの作品でまだ身近に自分が知らなかった面白いものがたくさんあると気づいていただけると嬉しいです。
先に書いた「試写会で入手したプレスシート」ですが、元々プレス用に配布するもので非売品ということもあり会場で売っているわけではありませんでした。かと言って来場者にプレゼントというわけでもありません。
じゃあ何だったかというと、映画の前売り券に「おまけ」として付けてたんですね。
試写会では劇場公開用のパンフレットは置いてなかったし、そのプレスシートが欲しい為にさっき見たばかりの映画の前売り券を買ってしまったのでした(笑)
という事で、この『私の頭の中の消しゴム』また劇場に観にいくことになると思います。:-)
まだ公開されたばかりですので、これからまだまだ話題を呼びそうですね。
はじめまして。
以前からRSSリーダーにてブログを楽しませていただいています。
「私の頭の中の消しゴム」、こちらで以前に書かれた記事にて
「いつか見てみたいなぁ。」ぐらいの覚えだったのですが、
予告や公式サイトを見るにつれ、観たい欲倍増、
当日はハンカチ忘れずに行かなければ!!
…なんて思ってたのですが、地元映画館では上映予定ないそうです。
…もうかなりガックシ。
こんなことってのもあるんですねぇ。
TBありがとうございました
ラストと出会いのシーンがすごく好きです
音楽もよかったですね
愛し合える人に出会えた奇跡、すばらしいですね
>Honeyさん
はじめまして、コメントありがとうございます(^^
かなり上映館数を拡大しているはずなんですけど地元で公開されないのは残念ですね。
ぜひお隣の市にでも・・(^^;
>zattchiさん
TBありがとうございます。
そうですね、出会いとラストはいいですよね。僕も好きです。
屋台でのシーンも良かったなあ。
なんかまた見たくなってきた..(笑)
うっちー様、初めまして。
一年半位前から、いつも楽しくブログを拝見してます。
私も試写会で観て、プレスシート欲しさに前売り券を買っちゃいました。。
本当にとにかくチョン・ウソンが格好良い!!です。映画自体の出来が良かったから俳優の良さが引き立ってますよね。
私は友達に必ず観るように(半ば強制?)言ってます。
かじこさん
はじめまして、コメントいただきありがとうございます(^^
かじこさんも試写会で前売り券買っちゃったんですね〜(笑)
僕も試写会のあとはまだ行ってないから劇場公開が終わる前に忘れないように観にいかなくちゃ。
チョン・ウソンは人気急上昇ですね。
ソン・イェジンをお姫様だっこするシーンが女性には好評のようです(笑)
韓国映画の記録も塗り替えているようですし、この映画のヒットでドラマだけではなく映画のほうにも、もっと注目が集まるといいですね。
Posted by: うっちー : 2005年11月10日 02:33