HotWired Japan の記事より
アメリカで道端で出会った人とお互いのiPodの音楽を聴きあうのが静かなブームだそうだ。
iPodである必要あるのかな?と思わなくもないが大量の曲を持ち歩けるハードディスクプレイヤーとしては一番メジャーだし、確かに白いイヤホンで相手がiPodを聴いてるというのがすぐわかる。
一種の仲間意識のようなものも生まれるのかもしれない。
興味深いのは
「彼女はいつも、テクノとかトランスとか、その類の音楽を聴いている」とクランダル氏。「そういう音楽には全く縁がなかった。誰かが手引きをしてくれなければ、絶対に聴くことがなかった音楽だと思う……面白い話だ。興味がわいてきて、多分CDを5〜6枚は買ったと思う。まるで新しいラジオ局を見つけたような気分だ」
という部分。
同じような経験をした記憶がある。
iTunes4.0 の最初のリリースで搭載された音楽共有機能はローカルネットワークのみならずインターネット上でストリーム共有可能なものであった。
たちまちお互いのURLを告知する共有の為のホームページが立ち上がり、みんながそれぞれのiTunesに入っている曲を聴きあった。
これはエキサイティングな事象だった。見ず知らずの人のiTunesの中身をのぞくと自分の知らない曲がたくさん入っている。
その人のプレイリストを何気に聴いていると「お、この曲いいじゃん!」というものに出くわしたりして自分もそのCDを買いたくなってしまうのである。
昨今の音楽は消費物だ。どんどん新しい曲が発表されては消えていく。自分が出会わずに通り過ぎていった良い楽曲やアルバムがたくさんあるように思えてならない。
そのような楽曲と時を越えてめぐり合う機会は無いのだろうか? その答えは各個人が持っている音楽ライブラリの中にある気がしてならない。
iTunesのような音楽ライブラリは各個人のお気に入りの宝庫だ。もちろん個人個人の音楽的な趣向はあるだろうが同じような趣向の人のライブラリには必ず自分の知らない、しかも自分好みの音楽が入っているはずである。
それをお互いに教えあえたらどんなにいいだろうか。
残念ながらiTunesはストリームでの音楽共有のみならずそれを利用してファイル交換する輩が現れた為、4.0.1のリリースで共有機能がローカルネットワークのみに制限されてしまった。
(これにより自分の家のiTunesライブラリを会社で仕事しながら聴くという楽しい使い方も出来なくなってしまった)
確かに人数制限がついたストリーム共有とはいえ著作権的に問題があったかもしれない。でももったいないと思うのだ。
お互いに今まで知らなかった良い楽曲を教えあいそれを簡単に購入する事が出来れば、不振の音楽業界も売上を伸ばすことが出来るのではないか。
何も新曲だけが売り物ではないはずだ。過去の楽曲でもうまく掘り起こし知らしめる仕組みさえあれば。
もちろんレコード会社はリメイクやカバー曲等ではない限り過去の曲を新たにプロモーションする事などないだろう。
だからそういうものこそ各個人ユーザに委ねればいいのだ。
例えばこういうのはどうだろう。
「iTunes のインターネットでの共有は各曲30秒のみ再生可能」 (本当は60秒くらい欲しい)
iTunes Music Store の試聴と同じ様式である。
そして気に入ったらワンクリックで購入。う〜ん素晴らしい。。まあその前に日本でiTunes Music Storeがオープンしないことには始まらないのだけど。。
blogの世界でも自分の聴いている曲リストをWebにアップして公開するのが流行っている。ご多分に漏れず自分もやっている。
blog用のツールではないが友人にiTunes CatalogというMac OS X用のソフトを教えてもらった。
自分のiTunesの全ライブラリをカタログにしてアルバムジャケットもAmazonなどから自動的に取ってきてくれる。さらにそのカタログをHTML形式で出力してWebページで公開する事も可能だ。
シェアウェアだが試用でもアルファベットの頭文字いくつかのアルバムタイトルを試して見ることが可能だ。
このようなツールがいろいろ出てきていることからもよくわかる。
みんな自分の好きな音楽を人に教えたいのだ。そしてよい曲が見つかれば買って聴きたいのである。
安い価格で簡単に購入出来すぐに聴ける仕組みさえあれば。
日本の音楽業界の頭の固い人たちには理解し難い話かもしれないが、CCCDなんてくだらないものよりも的確な解がそこにあるはずだ。
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まったく賛成です〜!
iTunesのライブラリ共有は面白かったですよね。音楽の楽しさはいい曲を人に伝えることも含まれていると思います。
自分はCCCD反対!コンシューマーを無視したCDや価格設定や既得権益にどっぷりと使ったレーベルにはあきれてしまいます。新譜ばかりで売り上げを上げようとしていて、音楽の価値を下げているのは自分たちだと気がついてほしい。
CCCD は考え方間違ってるよね。
お金を払って買ってくれた消費者にまで不便なものを押し付けてどうするんだってかんじ。音楽を楽しむ自由を奪ってしまっている。
こないだ椎名林檎の「りんごのうた」のCD買ったあとにCCCDだとわかってゲゲッと思ったのだけど試しにMacに入れてみたらなぜかちゃんと再生できてAACにもエンコード出来た。なんでだろ? りんごだからAppleは特例?(笑)